アニメ研究の現在、国内と海外の見取り図
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1950年代から急激に発展した日本の商業アニメは、いまや社会に大きな影響を与える存在です。それは学問の世界でも同様です。「アニメ」と呼ばれるこれらの作品は、どのような視点で、どのように研究されているのでしょうか。“アニメ研究”が国内、そして海外で社会にどうつながっているのか、その現在地を解き明かします。
慶應義塾大学経済学部准教授/アーチ株式会社海外展開顧問。専門分野はアニメを中心とした創造産業の海外展開。経済産業省課長補佐(クリエイティブ産業課立ち上げ等)、 ロンドン大学東洋アフリカ研究院(SOAS)金融経営学部講師などを経て2020年より現職。著書に『ハルヒ in USA ─ 日本アニメ国際化の研究』(NTT出版、2010年)など。そのほか、Japan ForumやJournal of Business Anthropology等の査読付国際学術誌より アニメの海外展開に関する論文を複数出版。2018年よりアーチ株式会社海外展開顧問を兼務。
横浜国立大学教授。専門は、アニメーションや2.5次元舞台などのポピュラー文化論、オーディエンス/ファン研究。単著に『少女と魔法―ガールヒーローはいかに受容されたのか』(2013、*日本アニメーション学会賞2014受賞)、『2.5次元文化論―舞台、キャラクター、ファンダム』(2021)。共著に、Shôjo Across Media (2019), Contents Tourism and Pop Culture Fandom (2020)、Idology: in Transcultural Perspective (2021)、『コンテンツツーリズム』2021)、War as Entertainment and Contents Tourism in Japan (2021)、共編著に『アニメ研究入門<応用編>』(2018)、『アニメーション文化55のキーワード』(2019)、『ジブリ・アニメーションの文化学』(2022)、Mechademia Second Arc 15:2 特集2.5D Culture (2023)など。
長野大学企業情報学部准教授。労働社会学・ワークプレイス研究を専門とし、フリーランサーの持続可能な働き方やキャリア形成ならびにフリーランサーへのマネジメントのあり方をテーマとして社会学的な研究を行ってきた。主著に『アニメーターはどう働いているのか:集まって働くフリーランサーたちの労働社会学』(2020年、ナカニシヤ出版)、『産業変動の労働社会学:アニメーターの経験史』(2022年、晃洋書房)など。
アイマート実行委員会委員。ジャーナリスト。日本経済大学大学院エンターテインメントビジネス研究所特任教授。
メキシコ生まれ、横浜育ち。証券会社を経て、2004年に情報サイト『アニメ!アニメ!』、2009年にはアニメーションビジネス情報サイト『アニメ!アニメ!ビズ』を設立、編集長を務める。
2016年7月に『アニメ!アニメ!』を離れ独立。現在は『アニメーション・ビジネス・ジャーナル』を運営。主な仕事に「デジタルコンテンツ白書」アニメーションパート、「アニメ産業レポート」の執筆など。主著に『誰がこれからのアニメをつくるのか? 中国資本とネット配信が起こす静かな革命』 (星海社、2017年)。