webtoon制作の最前線から見えてきた戦略・問題点・海外との違いと未来の話
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webtoonという言葉が日本で広がって数年、ついに多くの作品がリリースされはじめました。
各所で多くの成否の声が聞こえるなかで、webtoonの現実と直面した企業は少なくないかと思われます。
本セッションでは、webtoon作品に対して多数向き合っている3社を迎え、webtoon作品を基軸とした制作の現場、とくに作家の個性とマーケットインについての考えや、販売における戦略、問題点、海外との違いやメディアミックスなど未来の話を含めた「過去の実績から現在、そして未来の戦略」を問うセッションとして、これまでの成果と振り返り、これからの挑戦の内容を伺います。
株式会社ソラジマ代表取締役Co-CEO。
早稲田大学政治経済学部卒業後、三菱商事に入社。2019年にソラジマを前田儒郎と共同創業。
GANMA作品「女子力高めな獅子原くん」のYouTubeアニメの立ち上げ、運用を行う。YouTubeアニメ事業から2021年にWebtoon制作事業へ事業転換。
現在は「傷だらけ聖女より報復をこめて」「かたわれ令嬢が男装する理由」などのWebtoonを制作。
株式会社 フーモア 代表取締役社長。
1983年生まれ。漫画家(を目指す)
2007年に東京工業大学、2009年に同大学院卒業。
2009年アクセンチュア入社。大規模システムのPMO、大手小売業のBPRのプロジェクトに参画。
2010年7月に株式会社シェアコト創業。ルームシェアメンバーとグルーポン系サイトを立ち上げる。
2011年5月に同事業譲渡後、トライバルメディアハウスに入社。
2011年11月に株式会社フーモアを創業。イラスト制作事業、マンガ制作事業などの事業立ち上げを強みとしながら当社を130名強の規模まで成長させる。現在はwebtoon事業に注力し、2023年6月にKADOKAWA、MAPPAなどから7.9億円の資金調達を実施。
GS編集部 部長。
1987年3月生まれ。
2010年3月に一橋大学社会学部を卒業。
2010年4月、株式会社小学館へ入社。少年サンデー編集部に配属、その後、マンガワン編集部、コロコロコミック編集部を経て2021年10月に合同会社DMM.comグループへ入社。
DMMグループの出版社として2023年9月に設立された株式会社CLLENNの現職に至る。
株式会社まんがたり代表。
元々は2009年から株式会社ワークスアプリケーションズにて、スタートアップでのエンジニアとして会計ソフトを開発。そのあと、2018年に株式会社OKANの新規事業責任者に就任後、2020年1月に現職の株式会社まんがたりを起業。
一般企業向けの広告マンガ事業、出版社向けの編プロ事業、マンガ家向け事業となる3つの軸で、「マンガ家芸能プロダクション」としてマンガ家のキャリアと向き合いつつ、マンガの新しいかたちに挑戦。シェアオフィス「まんがたり荘」なども運営中。
会社のビジョンは「次世代マンガ家に活躍する場を提供する」「日本のアップデートをマンガで加速させる」の2つを基軸に、様々なweb書店・マンガアプリなどで連載作品やwebtoonを鋭意制作中。