Webtoon販売セッション: 海外との比較から考える日本市場の課題とこれから
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日本のウェブトゥーン市場には「有効性が確立されたプロモーションツールが、プラットフォーム(ストア)側が出す広告くらいしかない」という宣伝・販売面における課題がある。
では広い意味での「販売」に関わる部分で、韓国や中国、東南アジアなどでは、プラットフォーマー(販売事業者)やコンテンツホルダー(制作会社、コンテンツプロデュース企業)はどんな取り組みをして、どのようなエコシステムを作り上げているのか。そこから得られる日本勢の今後への示唆は何か。
NAVERやカカオなど韓国発のウェブトゥーン作品の海外進出に際してエージェントとして活躍し、各国で行われているプロモーションに精通しているコミックポップエンターテイメントの宣政佑氏、韓国のWebtoon原作を日本でアニメ制作して中国で配信する事情に従事し、中国事情に詳しいbilibiliの金春成氏、KADOKAWAでタテスクコミック部部長として外販に取り組む寺谷圭生氏と考える。
1995年から韓国で、2002年からは日本でライターとして色んな媒体で主に漫画・アニメ関係の文章を書く。2020年度、21年度、22年度『韓国出版年鑑』(大韓出版文化協会・刊)の漫画パートを執筆。韓国での翻訳書に『物語の体操』『ストーリーメーカー』『キャラクターメーカー』(大塚英志)、『新世紀ゾンビ論』(藤田直哉)、『ウェブ小説の衝撃』(飯田一史)、『エロマンガ・スタディーズ』(永山薫)など。日本での編著に『韓国純情漫画雑誌目録』(国際日本文化研究センタープロジェクト推進室・刊)。第25回「韓国出版評論賞」評論優秀賞受賞。
2010年から日本コンテンツの海外流通業務を行い、中国、台湾の通信キャリアと協業して日本コンテンツ専用サービスの立ち上げなどを担当。
2015年から株式会社メディアドゥで中国ビリビリ、韓国のカカオページおよび北米の六大電子書店(Kindle、comiXology、楽天Kobo、Nook、Google Play、iBooks)に日本コンテンツの配信と海外コンテンツの日本輸入事業を担当。
2022年から株式会社ビリビリにて新規事業室の責任者として主にWebtoonを中心にアニメ開発を進めている。
(株)KADOKAWA出版事業グループタテスクコミック部部長 兼 (株)ブックウォーカー執行役員出版新市場開拓プロジェクト管掌。
2000年(株)角川書店(現・KADOKAWA)入社、2010年(株)角川グループホールディングス(現・KADOKAWA)秘書室長、2017年(一社)アニメツーリズム協会理事兼事務局長を経て2021年2月より現任。
タテスク(縦スクロール型コミック)をKADOKAWAコミック事業の柱として育て、メディアミックス展開、海外展開の実現を目指しています。
マンガ、ウェブ小説などについてビジネス的な視点も交えて取材・執筆を行う。ウェブトゥーン関係では、REDSEVENイ・ヒョンソク氏へのインタビューやPlott代表取締役・奥野翔太とソラジマ共同代表・萩原鼓十郎の対談、元YLAB JAPAN代表・江上英樹氏と元comico代表取締役・武者正昭氏の対談などを手がけて反響を呼んだ。著書に『マンガ雑誌は死んだ。で、どうなるの?』『ウェブ小説30年史』、構成を担当した本に藤田和日郎『読者ハ読ムナ』、福原慶匡・やしろあずき『クリエイターとクライアントはなぜ不毛な争いを繰り広げてしまうのか?』ほかがある。グロービスMBA。