14:30-15:30  としま区民センター6F 

マンガ・アニメはアートなのか-メディア芸術再考

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90年代後半に登場したマンガ・アニメ・ゲーム・メディアアートなどから構成される「メディア芸術」の社会的立場は大きく変容しています。マンガ・アニメ・ゲームは文化として語られるようになり、展覧会企画やアーカイブの摸索、研究も活発化しています。2022年にメディア芸術祭が終り、その発展には成果があったとされます。それではいまでもメディア芸術の定義は有効なのでしょうか? そもそもメディア芸術とは何だったのでしょう? あらためてメディア芸術とは何かを振り返れればと思います。

Profile
登壇者/モデレーター プロフィール

*プロフィールはすべて開催時のもの
小松崎 拓男
小松崎 拓男 (こまつざき・たくお / Takuo Komatsuzaki )

1953年生まれ。美術評論家。学習院大学大学院人文科学研究科博士後期課程中退。平塚市美術館主任学芸員、NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]学芸課長、広島市現代美術館学芸課長、同副館長、金沢美術工芸大学教授などを歴任。現在、文教大学情報学部非常勤講師。長年にわたり現代美術、メディア・アートの展覧会企画、評論に携わる。

著書に『TOKYO POPから始まる|日本現代美術1996-2021|』(平凡社)がある。

主な展覧会 「TOKYO POP」(平塚市美術館)「New Media New Face / New York」(NTTインターコミュニケーション・センター[ICC])「絵画新世紀」(広島市現代美術館)「エコメトロ」(光州ビエンナーレ)「菅木志雄-在るということ」(金沢美術工芸大学アートギャラリー)など。

松永 伸司
松永 伸司 (まつなが・しんじ / Shinji Matsunaga )

京都大学大学院文学研究科准教授。専門はゲーム研究と分析美学。2015年度から2019年度まで文化庁メディア芸術連携促進事業内の研究マッピング(ゲーム分野)事業の調査担当。著書に『ビデオゲームの美学』(慶應義塾大学出版会)、訳書にネルソン・グッドマン『芸術の言語』(慶應義塾大学出版会)、ミゲル・シカール『プレイ・マターズ 遊び心の哲学』(フィルムアート社)など。

藤津 亮太
藤津 亮太 (ふじつ・りょうた / Ryota Fujitsu )

1968年生まれ。アニメ評論家。

新聞記者、週刊誌編集を経て、2000年よりアニメ関連の原稿を本格的に書き始める。現在は雑誌、パンフレット、WEBなどで執筆を手掛ける。

著書に「ぼくらがアニメを見る理由 」(フィルムアート社)、「アニメと戦争」(日本評論社)、「アニメの輪郭: 主題・作家・手法をめぐって」(青土社)などがある。

今年7月に、2003年に出版した自著に大幅な増補改訂をした「『アニメ評論家』宣言 増補改訂版」(筑摩書房)を出版した。

藤田 直哉
藤田 直哉 (ふじた・なおや / Naoya Fujita )

1983年札幌生まれ。批評家。日本映画大学准教授。東京工業大学社会理工学研究科価値システム専攻修了。博士(学術)。主な著書に『虚構内存在』、『シン・エヴァンゲリオン論』(河出書房新社)、『シン・ゴジラ論』『攻殻機動隊論』『新海誠論』(ともに作品社)、編著に『地域アート 美学/制度/日本』(堀之内出版)、『3・11の未来 日本・SF・創造力』(作品社)、『東日本大震災後文学論』(南雲堂)など。

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