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2010年代以降、マンガ作品を題材とした原画展・企画展は増加の一途をたどっています。かつては出版社によるファン感謝イベントとして行われていた原画展は、現在では興行としての催しとなり、公的機関主催の文化的な企画展もより広がりを見せており、関わる事業主や制作者も多岐にわたるようになりました。
本セッションでは、商業的な視点で企画展を開催し、マンガに限らず数多くの原画展・企画展を手がけられてきた経験が豊富な老舗三社をお招きし、マンガの原画展・企画展の実現に向けた道のりや座組についてお話しいただきながら、意見交換を行います。
1997年の入社当初よりサンシャインシティでのお笑い・音楽・大道芸等のイベント企画制作を担当、経営企画部門を経て2006年より現在部署。
コンベンションホール営業・園芸関係の展覧会の企画制作担当を経て、2010年頃よりアニメイベントの共同主催事業に携わる。
現在は主にサンシャインシティで立ち上げるマンガ・アニメの企画展・イベントのプロデュース、および企画展の東京外エリアへの事業展開を担当。
1978年千葉県生まれ。2003年、朝日新聞社入社。広告営業部門を経て、2020年から展覧会事業を手掛ける文化事業部に在籍。漫画、アニメ、絵本などエンタメコンテンツを担当する文化事業2部で、年間30本強の展覧会を開催している。展覧会事業とともに、ホラー漫画家・伊藤潤二先生の商品・イベントライセンス窓口を務め、各種ベント、MD事業も展開中。
1966年東京生まれ。2015年より3度目の出戻りで同部へ。
東京の百貨店・松屋銀座でマンガ・アニメ・キャラクター・絵本などを中心に
年間20本程度の展覧会を企画・運営・プロデュース。全国の百貨店や美術館等への営業・巡回も行う。最近の主な展覧会としては、『鬼滅の刃 全集中展』
『劇場版ハイキュー!!-ゴミ捨て場の決戦-展』『WIND BREAKER展』
『青の祓魔師展』『薬屋のひとりごと展』『メダリスト展』など。
1979年生まれ。法政大学イノベーションマネジメント研究科修了(MBA in accounting)。
2009年、マンガを介したコミュニケーションを生み出すユニット「マンガナイト」を結成、2020年に一般社団マンガナイトを設立し「マンガと学び」の普及推進事業や拠点営業（日本財団助成）、展示事業等を展開。
“マンガ”を領域とする企画会社レインボーバード合同会社代表社員、さいとう・たかを劇画文化財団代表理事、東京工芸大学芸術学部マンガ学科非常勤講師、日本マンガ学会監事などを務める。
共著に『『ONE PIECE』に学ぶ最強ビジネスチームの作り方』（集英社）、『人生と勉強に効く学べるマンガ100冊』（文藝春秋）など。
