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すっかり市場として確立したアニメ、漫画、ゲームを題材にした「2.5次元舞台」。
「ミュージカル テニスの王子様」や「ミュージカル 進撃の巨人」など国内で多くの公演が行われ、ただ舞台化を発表するだけでなく実際にどのように観客を引き付けるかも問われるようになっている。
その中で、題材にする作品選びから役者の配役、SNSでの宣伝まで、既存のファンとつながりながら、新規のファンをどのように獲得してきたのか。実際に舞台の制作に関わる方々に聞く。
１.制作過程からマーケティングまで 2.5次元舞台を数多く手掛けるネルケプランニングの松本美千穂さん
２.ライセンサーとして出版社が舞台化で重視すること 大手出版社、講談社の鎌倉ひなみさん
３.ディスカッション
ーファンに受け入れられるためのマーケティング方法
ー原作者は舞台化をどう思っているのか
ー2.5次元舞台は海外進出できる？
ー今後の2.5次元舞台市場の展望
幼少期からエンターテインメントの世界に触れ、2006年株式会社ネルケプランニングに入社。
2016年取締役に就任。
主な作品として、學蘭歌劇『帝一の國』、舞台「パタリロ!」、舞台「鬼滅の刃」、「ヒプノシスマイク」-Division Rap Battle-』Rule the Stage –、劇団EXILE公演、乃木坂46出演作品、「進撃の巨人」-the Musical- 、“Pretty Guardian Sailor Moon” The Super Live、ミュージカル「刀剣乱舞」の立ち上げに関わるなど、様々なジャンルの舞台化の企画に携わる。現在は、インバウンド・アウトバウンドに注力し、2026年4月にロングランでオープンする美少女戦士セーラームーン -Shining Theater Shinagawa Tokyo-等も手掛け、活動を広める。
1992年講談社入社後、漫画部署に配属。
海外のコミコンへの参加をきっかけに、海外の日本の漫画やアニメの受け入れ方に関心を持つ。ライターとしてイベントのリポートや漫画のレビューも執筆。共著に「『ONEPIECE』に学ぶ最強ビジネスチームの作り方」。「まんが 江戸時代の経済入門」ではコラム執筆を担当。libro名義で、北米を中心とした海外の漫画・アニメを巡る動向をまとめる「北米エンタメニュース」や2.5次元舞台の動向をまとめた「2.5次元舞台ニュース」を配信。
