サイバー攻撃や情報漏洩が相次ぐなか、漫画業界でも、企業規模を問わず、自社の事業と情報をどう守るかが問われています。制作から流通・販売までデジタル化が進んだ現在、システムの停止やデータの喪失は、作品をつくり、読者に届ける事業そのものに関わる問題です。
本セミナーでは、総務省で情報セキュリティ施策に従事し、現在も総務省・経済産業省・デジタル庁などでセキュリティ確保に関わる委員を務める、立命館大学教授の上原哲太郎氏を迎えます。AIの悪用などによって変化するサイバー攻撃の現状と、漫画業界が直面するリスクを、出版社の経営・編集・事業部門など、ITを専門としない方にも分かりやすく解説いただきます。外部ベンダーとの連携を含め、出版社として整えておきたい社内体制や専門人材、セキュリティ投資の考え方を取り上げます。
さらに、出版社の社内環境だけでなく、作家の制作環境や原稿の受け渡しにも目を向けます。作家を経由して出版社へ被害が広がるリスクを考え、作家の環境を守ることを、出版社自身の事業を守るための課題として捉えます。
後半は、IMART協賛企業から事前に寄せられた質問をもとに、司会の菊池健が上原氏にお話を伺います。目の前の危機に対して取り組むべきことと、中長期で見直すべき組織・投資の両面から、各社が自社の備えを考える機会とします。
- 全ての会社が向き合うサイバー危機の現状
- 相次ぐサイバー攻撃をどう捉えるか。
- AIの悪用などによって、攻撃はどう変化しているのか。
- 「小さな会社だから狙われない」とは言えない理由。
- 出版社の経営課題として考えるセキュリティ
- デジタルへの依存が深まるなか、事業を守るために必要な備えとは。
- 外部ベンダーへの委託に任せきりにせず、自社で判断・管理するために何が必要か。
- 専門人材の確保や組織体制、投資の優先順位をどう考えるか。
- 作家の制作環境を守ることが、出版社を守ることにつながる
- 作家の端末や原稿の受け渡しを経由して、被害が広がるリスク。
- 制作や納品の使いやすさと、安全性をどう両立するか。
- 作家個人の対策に委ねず、出版社や業界として支援・投資すべきこと。
後半:漫画業界の疑問を聞く〈15分〉











































