11:30-13:00  配信B会場 

アニメ批評の現在2021 「世界観構築」時代のエンタテインメントから考える

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現代のアニメ映画では、『劇場版「鬼滅の刃」』や『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』など、テレビシリーズ発であり一本では完結しない、非自律的な劇場作品が大きな注目を集めています。そうした流れは、マーベル・シネマティック・ユニバースやNetflixのシリーズものの隆盛など、世界的な映像文化/エンタテインメントの動向との間に、どのような関連を見い出せるのでしょうか。現代の映像論を踏まえつつ、「世界観構築」をキーワードに、「アニメ批評の現在」を探ります。

 

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Profile
登壇者/モデレーター プロフィール

*プロフィールはすべて開催時のもの
石岡良治
石岡良治 いしおか・よしはる

1972年生まれ。批評家・表象文化論(芸術理論・視覚文化)・ポピュラー文化研究。早稲田大学文学学術院(文化構想学部)准教授。著書に『視覚文化「超」講義』(フィルムアート社、2014年)、『「超」批評 視覚文化×マンガ』(青土社、2015年)、『現代アニメ「超」講義』(PLANETS/第二次惑星開発委員会、2019年)。

渡邉大輔
渡邉大輔 わたなべ・だいすけ

1982年生まれ。批評家・映画研究者。跡見学園女子大学文学部現代文化表現学科専任講師。2005年に文芸評論家デビュー。以後、映画、アニメ、本格ミステリなど幅広く評論活動を展開。著作に『イメージの進行形』(人文書院)。最近の共著に『岩井俊二』(河出書房新社)『本格ミステリの本流』(南雲堂)などがある。現在、「新しい日常、新しい画面」をリアルサウンド映画部で連載中の他、新著『新映画論 ポストシネマ』(仮題)を準備中。

都留泰作
都留泰作 つる・だいさく

1968年生まれ。マンガ家、文化人類学者、京都精華大学マンガ学部教授。文化人類学者として、2001年に京都大学理学研究科動物学専攻にて博士号(理学)を取得。2003年にマンガ家デビュー。主な作品に『ナチュン』(全6巻、講談社)、『ムシヌユン』(全6巻、小学館)、『竜女戦記』(既刊2巻、平凡社)など。また2015年には、文化人類学の視点からマンガ・アニメ・映画等を分析した『<面白さの研究> 世界観エンタメはなぜブームを生むのか』(角川書店)を出版した。

高瀬康司
高瀬康司 たかせ・こうじ

アニメーション研究・批評。「Merca」主宰。各種アワードの審査員や「マンガ・アニメ3.0」編集長などを歴任。近年の主な仕事に、編著『アニメ制作者たちの方法――21世紀のアニメ表現論入門』(フィルムアート社、2019年)、『美術手帖』2020年2月号「特集:アニメーションの創造力」(監修)など。

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