IMART2024の基調講演ご登壇者様が、漫画編集者 林士平氏 & CloverWorks アニメーションプロデューサー 福島祐一氏のおふたりに決定しました。
マンガ・アニメ業界それぞれから、ビックヒットタイトルの立ち上げ&制作に大きく携わられたお二方をお呼びし、ヒットタイトルとはいかにして生まれるかについてお話をお聞きします。ぜひともお楽しみください。
漫画編集者 林士平(りん・しへい)
2006年、株式会社集英社に入社。「月刊少年ジャンプ」「ジャンプSQ.」の編集者を歴任し、現在は株式会社ミックスグリーン代表取締役・「少年ジャンプ+」編集部員。
現在の担当作品は『SPY×FAMILY』『チェンソーマン』『HEART GEAR』『ダンダダン』『幼稚園WARS』『BEAT&MOTION』『ケントゥリア』『おぼろとまち』『さらしもの』『クニゲイ~大國大学藝術学部映画学科~』。
過去の立ち上げ作品は『青の祓魔師』『この音とまれ!』『ファイアパンチ』『怪物事変』『左ききのエレン』『地獄楽』『カッコカワイイ宣言!』『ルックバック』『さよなら絵梨』他多数。
また、アニメ・舞台・イベントの監修やプロデュース、アプリ『World Maker』企画なども手掛けている。
アニメーションプロデューサー 福島祐一(ふくしま・ゆういち)
株式会社CloverWorks所属のアニメーションプロデューサー。
主なプロデュース作品に四月は君の嘘』『明日ちゃんのセーラー服』『SPY×FAMILY』『WIND BREAKER』など。
株式会社JOENの代表取締役も務めている。
また、毎年20を超えるトークセッションを実施しているIMARTですが、そのセッション内容を企画する、セッション選定メンバーも決定しましたので発表いたします。
<マンガ部門>
アーティスト/バロン.プロ マネージャー/株式会社リイド社トーチ編集者 エ☆ミリー吉元(えみりー・よしもと)
1993年東京都生まれ。自身の創作活動と並行し、漫画家である父・バロン吉元のマネジメントを2015年から開始。展示キュレーションや書籍編集、イベント企画等を手掛ける。2022年リイド社入社、マンガレーベル「トーチ」の編集者としてエルド吉水『龍子 RYUKO』等を担当。近年は漫画家の家族の立場から、原画アーカイブや保存問題についてのリサーチに取り組む。
株式会社モバイルブック・ジェーピー プラットフォーム事業本部書店営業開発部書店1課課長 石井康子(いしい・やすこ)
2007年(株)セルシスに入社し、ソリューション営業部に従事。
2012年現在の(株)モバイルブック・ジェーピーに入社以来、一貫して書店営業開発部に携わり、電子書店の新規立ち上げに貢献
株式会社Minto 取締役 中川 元太(なかがわ・げんた)
大手ネット広告代理店の営業を経験後、2013年より漫画アプリ「GANMA!」の運営会社の創業メンバーとして漫画編集チームとアプリマーケチーム等を立ち上げる。
2016年にSNSクリエイターのマネジメント会社である株式会社wwwaapを創業。
2022年にwwwaap社は株式会社クオンと経営統合し、株式会社Mintoの取締役に就任。
一般社団法人MANGA総合研究所 所長(代表理事) 菊池健(きくち・たけし)
2010年よりトキワ荘プロジェクトディレクター、2012年に京都国際マンガ・アニメフェア立上げ事務局、2017年にはWebサイト「マンナビ」立上げなど。マンガ関連事業の企画や運営などに多数従事。
2019年に開始したIMARTの運営法人として、2024年3月に一般社団法人MANGA総合研究所を設立し所長(代表理事)に就任。IMARTを世界的なマンガ・アニメカンファレンスにしていく傍ら、マンガ・アニメのIPマーケット経年調査の確立を目指す。
note「マンガ業界Newsまとめ」/ 単著「漫画ビジネス」/ 共著「電子書籍ビジネス調査報告書2023-24」
一般社団法人MANGA総合研究所 副所長(理事) 山内康裕(やまうち・やすひろ)
1979年生まれ。法政大学イノベーションマネジメント研究科修了(MBA in accounting)。2009年、マンガを介したコミュニケーションを生み出すユニット「マンガナイト」を結成、2020年に一般社団マンガナイトを設立し「マンガと学び」の普及推進事業や拠点営業(日本財団助成)、展示事業等を展開。“マンガ”を領域とする企画会社レインボーバード合同会社代表社員、さいとう・たかを劇画文化財団代表理事、文化庁メディア芸術連携基盤等整備推進事業有識者タスクチーム員、東京工芸大学芸術学部マンガ学科非常勤講師、日本マンガ学会監事などを務める。共著に『『ONE PIECE』に学ぶ最強ビジネスチームの作り方』(集英社)、『人生と勉強に効く学べるマンガ100冊』(文藝春秋)など。
<アニメ部門>
慶應義塾大学大学院 社会学研究科後期博士課程 杉山怜美(すぎやま・さとみ)
慶應義塾大学大学院社会学研究科後期博士課程に在籍。
玉川大学芸術学部アート・デザイン学科、東京工芸大学芸術学部アニメーション学科ほかで非常勤講師を務める。専門は文化社会学、メディア研究、ファン研究。
主な著作は「ファンとして生きる拠点としての「ホーム」:「スレイヤーズ」ファンの経験を事例に」(永田大輔・松永伸太朗・杉山怜美[編著]『アニメと場所の社会学:文化産業における共通文化の可能性』ナカニシヤ出版:pp. 47-59、2024年、共著収録論文)など。
アーチ株式会社 代表取締役 平澤直(ひらさわ・なお)
バンダイビジュアル株式会社(現:株式会社バンダイナムコフィルムワークス)、株式会社プロダクション・アイジー、株式会社ウルトラスーパーピクチャーズを経て独立創業。
過去プロデュース作品は「ジャーニー 太古アラビア半島での奇跡と戦いの物語」「プロメア」「猫がくれたまぁるいしあわせ」「ID-0」「ブブキ・ブランキ」「モンストアニメ」「彼女と彼女の猫-Everything Flows-」「ウルトラスーパーアニメタイム」「翠星のガルガンティア」「輪廻のラグランジェ」など。
2019年12月7日より株式会社YAMATOWORKSの取締役に、2020年4月1日より株式会社グラフィニカの代表取締役、2020年8月1日より株式会社ゆめ太カンパニーの取締役に就任。
studio ALBLE プロデューサー ワタナベミズキ(わたなべ・みずき)
プロデューサー。Vtuber運営、ゲームプロモーション企画などを経て、2023年にstudio ALBLE(スタジオ オーブル)を設立。
近年インターネットを主戦場に作品を発表するアニメーターや、クリエイターらと一緒に作品の開発や発表などを行なっている。
『狂気山脈 -ネイキッド・ピーク-』『カビゴン 寝てるんかーい!』『きゅびずむ / NEEDY GIRL OVERDOSE MV』『野外アニメ上映会 アニメミる』『インディーアニメマーケットX!』などのプロデュースを務めている。
アニメ文化ジャーナリスト 渡辺由美子(わたなべ・ゆみこ)
1992年『アニメージュ』でライターデビュー、94年に初著書『声優になりたいあなたへ』を刊行、日本初の声優誌創刊に協力。『Newtype』で『新世紀エヴァンゲリオン』を担当するなど、90年代からアニメ誌・カルチャー誌で記者を続ける。
一方で「アニメビジネス」と「ファン文化」に関心を持ち、コンテンツ提供側がファンに届ける手法を追う。連載や主な執筆媒体に『日経ビジネスオンライン』『ASCII.jp』『朝日新聞』『Business Insider Japan』『日経COMEMO』など。『週刊東洋経済(23年5/27号)』「アニメ」特集では「グッズの海外進出」取材記事を担当。
近年は、1970年代から現在に至る「女性アニメファンの流行と歴史」を追う。
一般社団法人MANGA総合研究所 専務理事 中山英樹(なかやま・ひでき)
1983年生まれ。新卒で株式会社リクルート入社(ホットペッパー事業部にて広告営業に従事)し契約期間を満了後、2年半のニート期間を経て、Tokyo Otaku Modeにて越境EC部門の立ち上げを行う。2015年に独立しフリーで活動後、2016年5月に株式会社ワクワークを立ち上げる。
現在はアニメ業界特化就職フェア「ワクワーク」を主催し、アニメ業界への就職を志望する若者向けの「アニメ業界就職セミナー」「アニメ業界ライティング講座」を企画・運営する。趣味はサウナとカレー。