16:30-18:00  配信A会場 

ゲームエンジンがもたらすもの

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ゲームエンジンがアニメーション映像制作の風景をガラリと変えつつある。本セッションでは、ゲームエンジンが実際に制作の現場に何をもたらしつつあるのか、その現在と未来についてデッサンすることを目指す。このセッションで取り上げる大きな流れを作ったゲームエンジン「ユニティ」についてのプレゼンテーション(大前広樹氏)を皮切りに、実際にそれを作品制作に活用するアーティストの証言(谷口暁彦氏)や、映像制作ソフトウェアの発展によってたった個人でCG長編アニメーション『Away』を作ってしまったアーティストの達成(ギンツ・ジルバロディス)を集め、デジタル時代の映像制作が今後向かう道・拓く可能性を見出そうと試みる。

 

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Profile
登壇者/モデレーター プロフィール

*プロフィールはすべて開催時のもの
谷口暁彦
谷口暁彦 たにぐち・あきひこ

メディア・アーティスト。多摩美術大学情報デザイン学科メディア芸術コース講師。メディア・アート、ネット・アート、映像、彫刻など、さまざまな形態で作品を発表している。主な展覧会に『イン・ア・ゲームスケープ ヴィデオ・ゲームの風景,リアリティ,物語,自我』(ICC、2018年)個展に『超・いま・ここ』(CALM & PUNK GALLERY、東京、2017年)など。

大前広樹
大前広樹 おおまえ・ひろき

ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン日本担当ディレクター。コンシューマーゲーム開発企業でのゲームエンジン開発経験を経て、2010年に同社日本法人を立ち上げ。近年はリアルタイムエンジンのアニメ・映像利用に関する開発等に注力する。

ギンツ・ジルバロディス
ギンツ・ジルバロディス ギンツ・ジルバロディス Gints Zilbalodis

1994年ラトビア生まれ。幼少期より古い映画やアニメーションに触れ、制作への興味関心をもつ。8歳の頃にはアニメーションの前身となるような制作を始め、16歳にはショートアニメ「Rush」を作り上げた。その後も制作意欲は衰えを知らず、手描きアニメーション、3Dアニメーション、実写など様々な手法で7本の作品を生み出す。本作『Away』が初の長編アニメーションとなり、資金集めから、監督、編集、音楽まで、たった一人で全てを作り上げ、世界中のアニメーション映画祭で話題をさらった。今、世界で最も注目されるクリエイターであり、アニメーターの一人。日本のアニメーションへも深い造詣をもち、プライベートでも数度の来日経験を持つ。

土居伸彰
土居伸彰 どい・のぶあき

1981年東京生。株式会社ニューディアー代表、新千歳空港国際アニメーション映画祭フェスティバル・ディレクター。ロシアの作家ユーリー・ノルシュテインを中心とした非商業・インディペンデント作家の研究を行うかたわら、AnimationsやCALFなど作家との共同での活動や、「GEORAMA」をはじめとする各種上映イベントの企画、『ユリイカ』等への執筆などを通じて、世界のアニメーション作品を広く紹介する活動にも精力的に関わる。2015年にニューディアーを立ち上げ、海外作品の配給を本格的にスタート。国際アニメーション映画祭での日本アニメーション特集キュレーターや審査員としての経験も多い。著書に『個人的なハーモニー ノルシュテインと現代アニメーション論』(フィルムアート社、2016年)、『21世紀のアニメーションがわかる本』(フィルムアート社、2017年)など。

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